ビワイチで壁越えにチャレンジ
何事にも「壁」というモノが存在します。
「何事にも」というと範囲が広すぎるのでとりあえず私が過去感じた趣味の分野のお話を。
まずは波乗りで感じた「壁」
あの遊びにおける最初の難関は「パドリングが出来ない」というコトです。
板の上に寝っ転がって腕をクルクルするだけでしょ?とお思いの方も多いと思います。私もそうでした。
しかし波乗りをする海には当然波があります。
海面がユラユラしています。
そのユラユラした海面の上に板を浮かべてミゾオチ付近の1点のみでバランスを取りつつ、腕をクルクルさせる作業は初心者には非常に困難なんです。
そう思うとトライアスロンなどで海を泳ぐ競技というのは、私にはとても信じられません。
海で泳ぐというコトはプールのソレとは大きく異なりますからね…
そして何とかソレが出来たとしても波を超えて沖に出れない。
沖に出れたとしても波を捕まえられない。
私の経験では、多くの人がここまでの段階で諦めてやめていきます。
教え方が雑だったと言われればそれまでですが。
更には波を捕まえたとしても立てない。
立てたとしても波に沿って走れない。
この先にも壁はありますが、この先は今日のお話とはチト違ってくるのでココまでにします。
そして本題のロードバイクにおける「壁」
まずは購入からして「壁」ですよね。
ショップの店員さんは総じて愛想が良くないですし。
あ、誤解されるといけませんので、「愛想」が良くないだけで親切な店員さんは非常に多いと思いますよ。
そしてウェアの「壁」
ピチピチの服にヘルメットという異様なビジュアル。
そしてビンディングシューズ。
ようやく走り出すと、最初は50㎞でもヒィヒィ。
そして走行距離100km・160km・200kmの「壁」
更には巡航走行速度25km/h・30km/hの「壁」
ドコの峠では何分以下が一人前とかのお話は、私が登りに全く興味が無いコトとあまりに個別過ぎるので割愛します。
ダラダラと前置きを書きましたが、私には一度チャレンジしたかった「壁」がありました。
ソレが「ビワイチAve30km/h」の「壁」です。
過去3回のビワイチに行っていますが(いずれも北湖のみ)、最も頑張った昨年秋の時も全く届かず。
強風が吹き荒れていたコトと日本海まで海を見に行ったコトが影響したかもですが、ソレは言い訳に過ぎません。
今年のウチにはチャレンジしたいな~と漠然と思っていましたが、先日の西播磨からのお友達をお迎えしてのライドの際、デリさんから聞かれたあるコトがきっかけになりました。
「ダイさん、モリコロ出るの?」
む…
独りで出てもサミシイので今回はエントリーしなかったんですが、SHOROsの皆さんは結構参戦されたようです。
KTMさんにも先日
「この辺のイベントは誰かは出てると思うよ」
というお言葉をいただき、私はもう独りじゃないと改めて気付いた次第です。
モリコロは5月の鈴鹿に向けた現状確認にちょうどいいので出たかったんですが、後の祭り…
ならば代わりに平坦ルートを延々走れる場所へ行こう!と思い、モリコロイベントと同じ週末にビワイチへ行くコトを決意しました。
その身勝手な思い付きにご一緒して下さるのが路さんときーぼーさん。
最初は南湖も含めたフルビワイチも考えましたが、走ったコト無い道行くのもメンドクサイ…
南湖方面はあの「コメントキング」様にいずれご案内いただくとして、今回はやっぱり北湖のみ。
しかしクライマーの路さんとブルべに目覚めたきーぼーさんに、私のワガママで平坦のみを淡々と走らせるワケにもいきません。
というコトで!
私も走ったコトのない「奥琵琶湖パークウェイ」も走ろうというコトに。
ソコソコ登りますが、多少はこういうアレが無いとシゲキが少なくて飽きちゃいますしね。
しかし奥琵琶湖パークウェイは一方通行です。
反時計回りで走る予定なので、そのまま走ると逆走になってしまい、非常に危険です。
ってコトでこういう感じで走るコトにしました。
おかげで思いのほか距離が伸びちゃいましたけど。
無論「あの並木」も押さえます。
というコトで当日。
チャレンジに浮かれて早く目が覚めてしまった私。
睡眠時間4時間で大丈夫なのか…?
でも空はとてもいい天気。
きーぼーさんと路さんと合流し、3人3台をクルマに詰め込み一路琵琶湖へ。
あっ!
という間に彦根に到着。
ココで最もヤル気を見せたのはきーぼーさん。
漢のナマ脚です。
確かこの時の気温は6℃前後でしたが。
日中は暖かくなるとの予報ですが、朝は結構冷えてますのでクルクル回しながらアップをしつつ、でもチャレンジなので速度をソコソコに保ち走ります。
チャレンジなのにスタート直後にコンビニへ寄るという漢気溢れる一行でしたが、その割には観光スポットとも言える長浜城はスルーです。
我らが見据えるのは進む道のみ(キリ
そう聞こえてきそうなお二人の心の声を受け、ブロガーとしては寄りたい気持ちを抑えます。
でも信号待ちの隙にコッソリと。
しばらくは湖岸を走りますが、一旦離れて川沿いの道に入ります。
私のトレーニングだからという理由で最初は前を牽いていましたが、このペースで走ると確実に脚が終わるので、疲れる前に交代しようというコトにさせてもらいました。
やっぱりツキイチはチョーラクですね。
国道8号との交差点に出たら、国道を走らずに旧賤ヶ岳トンネルへと向かいます。
この一瞬は下りDEヒャッホイなので快調に走りますが、ふと後ろを見ると…
早速脚溜めとる\(^o^)/
さすがブルべに目覚めたダケはある…
距離を考えてマイペースを維持し脚を残し、最後に差すつもりだな…?
この後はチョットした登りがありますがムリはしません。
ムリはしませんが、今日はチャレンジDAYなのでノンビリもしません。
ソコソコの強度で登っているハズなのにあっという間に離れる路さん。
しかし今日のチャレンジに備えて、コレでも抑えているようです。
土台の違いですね。
この登り、初めてビワイチに来た時は本当に驚異の登りで、ヘロヘロになった記憶がありますが…
「慣れ」というのは素晴らしいですね。
トンネルを出たら定番のココで一旦止まります。
チョット霞んでるかな?
旧賤ヶ岳トンネルは相変わらずナニかが出そうな程の暗さです。
この日は勇気を出して撮ってみました。
見えた方、スミマセン。
クドいようですが、この日はチャレンジDAYで、まだ残り160kmくらいあるのでトットと出発しようとしますが、ココできーぼーさんが本日二度目の漢気タイム。
これから下るというのに、あえてウインドブレーカーを脱ぎます。
漢気ダウンヒル(但しきーぼーさんのみ)の後はまた湖岸へ。
多くのクルマが国道8号のトンネルへ進みますので、ココは穏やかでいい道ですね。
とても走りやすいです。
そして国道303号に入りイヤらしい登りとトンネルを越え、最初で最大の難関「奥琵琶湖パークウェイ」へと向かいます。
つづく。
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「何事にも」というと範囲が広すぎるのでとりあえず私が過去感じた趣味の分野のお話を。
まずは波乗りで感じた「壁」
あの遊びにおける最初の難関は「パドリングが出来ない」というコトです。
板の上に寝っ転がって腕をクルクルするだけでしょ?とお思いの方も多いと思います。私もそうでした。
しかし波乗りをする海には当然波があります。
海面がユラユラしています。
そのユラユラした海面の上に板を浮かべてミゾオチ付近の1点のみでバランスを取りつつ、腕をクルクルさせる作業は初心者には非常に困難なんです。
そう思うとトライアスロンなどで海を泳ぐ競技というのは、私にはとても信じられません。
海で泳ぐというコトはプールのソレとは大きく異なりますからね…
そして何とかソレが出来たとしても波を超えて沖に出れない。
沖に出れたとしても波を捕まえられない。
私の経験では、多くの人がここまでの段階で諦めてやめていきます。
教え方が雑だったと言われればそれまでですが。
更には波を捕まえたとしても立てない。
立てたとしても波に沿って走れない。
この先にも壁はありますが、この先は今日のお話とはチト違ってくるのでココまでにします。
そして本題のロードバイクにおける「壁」
まずは購入からして「壁」ですよね。
ショップの店員さんは総じて愛想が良くないですし。
あ、誤解されるといけませんので、「愛想」が良くないだけで親切な店員さんは非常に多いと思いますよ。
そしてウェアの「壁」
ピチピチの服にヘルメットという異様なビジュアル。
そしてビンディングシューズ。
ようやく走り出すと、最初は50㎞でもヒィヒィ。
そして走行距離100km・160km・200kmの「壁」
更には巡航走行速度25km/h・30km/hの「壁」
ドコの峠では何分以下が一人前とかのお話は、私が登りに全く興味が無いコトとあまりに個別過ぎるので割愛します。
ダラダラと前置きを書きましたが、私には一度チャレンジしたかった「壁」がありました。
ソレが「ビワイチAve30km/h」の「壁」です。
過去3回のビワイチに行っていますが(いずれも北湖のみ)、最も頑張った昨年秋の時も全く届かず。
強風が吹き荒れていたコトと日本海まで海を見に行ったコトが影響したかもですが、ソレは言い訳に過ぎません。
今年のウチにはチャレンジしたいな~と漠然と思っていましたが、先日の西播磨からのお友達をお迎えしてのライドの際、デリさんから聞かれたあるコトがきっかけになりました。
「ダイさん、モリコロ出るの?」
む…
独りで出てもサミシイので今回はエントリーしなかったんですが、SHOROsの皆さんは結構参戦されたようです。
KTMさんにも先日
「この辺のイベントは誰かは出てると思うよ」
というお言葉をいただき、私はもう独りじゃないと改めて気付いた次第です。
モリコロは5月の鈴鹿に向けた現状確認にちょうどいいので出たかったんですが、後の祭り…
ならば代わりに平坦ルートを延々走れる場所へ行こう!と思い、モリコロイベントと同じ週末にビワイチへ行くコトを決意しました。
その身勝手な思い付きにご一緒して下さるのが路さんときーぼーさん。
最初は南湖も含めたフルビワイチも考えましたが、走ったコト無い道行くのもメンドクサイ…
南湖方面はあの「コメントキング」様にいずれご案内いただくとして、今回はやっぱり北湖のみ。
しかしクライマーの路さんとブルべに目覚めたきーぼーさんに、私のワガママで平坦のみを淡々と走らせるワケにもいきません。
というコトで!
私も走ったコトのない「奥琵琶湖パークウェイ」も走ろうというコトに。
ソコソコ登りますが、多少はこういうアレが無いとシゲキが少なくて飽きちゃいますしね。
しかし奥琵琶湖パークウェイは一方通行です。
反時計回りで走る予定なので、そのまま走ると逆走になってしまい、非常に危険です。
ってコトでこういう感じで走るコトにしました。
おかげで思いのほか距離が伸びちゃいましたけど。
無論「あの並木」も押さえます。
というコトで当日。
チャレンジに浮かれて早く目が覚めてしまった私。
睡眠時間4時間で大丈夫なのか…?
でも空はとてもいい天気。
きーぼーさんと路さんと合流し、3人3台をクルマに詰め込み一路琵琶湖へ。
あっ!
という間に彦根に到着。
ココで最もヤル気を見せたのはきーぼーさん。
漢のナマ脚です。
確かこの時の気温は6℃前後でしたが。
日中は暖かくなるとの予報ですが、朝は結構冷えてますのでクルクル回しながらアップをしつつ、でもチャレンジなので速度をソコソコに保ち走ります。
チャレンジなのにスタート直後にコンビニへ寄るという漢気溢れる一行でしたが、その割には観光スポットとも言える長浜城はスルーです。
我らが見据えるのは進む道のみ(キリ
そう聞こえてきそうなお二人の心の声を受け、ブロガーとしては寄りたい気持ちを抑えます。
でも信号待ちの隙にコッソリと。
しばらくは湖岸を走りますが、一旦離れて川沿いの道に入ります。
私のトレーニングだからという理由で最初は前を牽いていましたが、このペースで走ると確実に脚が終わるので、疲れる前に交代しようというコトにさせてもらいました。
やっぱりツキイチはチョーラクですね。
国道8号との交差点に出たら、国道を走らずに旧賤ヶ岳トンネルへと向かいます。
この一瞬は下りDEヒャッホイなので快調に走りますが、ふと後ろを見ると…
早速脚溜めとる\(^o^)/
さすがブルべに目覚めたダケはある…
距離を考えてマイペースを維持し脚を残し、最後に差すつもりだな…?
この後はチョットした登りがありますがムリはしません。
ムリはしませんが、今日はチャレンジDAYなのでノンビリもしません。
ソコソコの強度で登っているハズなのにあっという間に離れる路さん。
しかし今日のチャレンジに備えて、コレでも抑えているようです。
土台の違いですね。
この登り、初めてビワイチに来た時は本当に驚異の登りで、ヘロヘロになった記憶がありますが…
「慣れ」というのは素晴らしいですね。
トンネルを出たら定番のココで一旦止まります。
チョット霞んでるかな?
旧賤ヶ岳トンネルは相変わらずナニかが出そうな程の暗さです。
この日は勇気を出して撮ってみました。
見えた方、スミマセン。
クドいようですが、この日はチャレンジDAYで、まだ残り160kmくらいあるのでトットと出発しようとしますが、ココできーぼーさんが本日二度目の漢気タイム。
これから下るというのに、あえてウインドブレーカーを脱ぎます。
漢気ダウンヒル(但しきーぼーさんのみ)の後はまた湖岸へ。
多くのクルマが国道8号のトンネルへ進みますので、ココは穏やかでいい道ですね。
とても走りやすいです。
そして国道303号に入りイヤらしい登りとトンネルを越え、最初で最大の難関「奥琵琶湖パークウェイ」へと向かいます。
つづく。
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